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第36回エリザベス女王杯

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人気馬にそれぞれ死角があった今回。
柏木集保さんの推奨は、スノーフェアリー、アヴェンチュラ、アニメイトバイオ、
イタリアンレッド、フミノイマージン、レーヴディソールでした。

馬券の買い方で悩みましたが(柏木さんがG1不調…)、結局総流しや馬単は避けました(-.-;)


終わってみれば 上記の馬は掲示板を外し、
アパパネ・ホエールキャプチャが突っ込んで来ました(°□°;)

次回は買い方を考えてみます…

 切れ味で上回ったとか、鋭く差し切ったとかではない。残り1ハロンでエンジンフル回転となったスノーフェアリー(父インティカブ)が見せたのは、牝馬にしてはちょっと乱暴すぎる、相手を屈服させるかのような爆発だった。

 最後の1ハロン、抜け出したホエールキャプチャも、並びかけたアパパネも、差し切ろうかの勢いで伸びたアヴェンチュラも決して脚いろは鈍っていない。だが、追いつくのかと思えた瞬間、もうスノーフェアリーは抜けていた。アヴェンチュラとのゴールの着差は「クビ」。しかし、映像の角度もあるだろうが、これなら追いつけるだろうと思わせてから、並ぶ間もなく抜き去るまで、それこそまさにアッという間だった。

 一旦は1馬身ぐらい前に出たようにも思えた。並んだ瞬間もう勝負は終了。最終着差はアヴェンチュラが伸びているからである。いろんな差し切り、追い込み、寸前での逆転を見てきた気がするが、スノーフェアリーの今回は、追い込んで届いたのでも、差し切ったのでもない。先頭でゴールするために、そうしたのだ、としか思えない能力の証明である。鮮やかに映った昨年より、はるかに今年のほうが強かった。
 少し芝状態の良くないようにも映るインなど、もっと走りにくい芝コンディションに慣れているスノーフェアリーにとっては、少しも気になる材料ではないのだろう。3コーナーあたりから意識的に馬群のインに入り、直線に向くとコースロスを避けるために当然のようにインを衝き、ゴールが近づくほどにストライドを伸ばした。これを凱旋門賞のゴール前などと重ね合わせると、レースレベルとか、記録された時計とかではなく、スノ―フェアリーはこの時期の京都の芝に対する適性抜群ともいえる。

 まだ、登録のあるジャパンCにはレース後のコメントはないが、激走後の中1週でもあり、昨年と同様、香港になるのではないかと思われる。
 スノーフェアリーの強さを引き出したのは、ホエールキャプチャであり、アパパネであり、アヴェンチュラだった。負けはしたが、決して引きたて役にとどまらず、上位を争った日本馬のレース内容にも素晴らしいものがあった。実際、アヴェンチュラの「2分11秒6」は2200mのエリザベス女王杯では史上2位タイの好時計であり、スノーフェアリーがレースの流れとはまったく関係ないところから強襲してきたことを考えると、少々の馬場差は別に、アヴェンチュラは同じ2分11秒台でこのレースを勝った「ダイワスカーレット、フサイチパンドラ、アドマイヤグルーヴ、トゥザヴィクトリー」などの歴代の勝ち馬と互角だろう。

 秋華賞よりまた一段とパワーアップしている。もうトールポピー、フサイチリシャールの妹ではなく、ブラックタイプの紹介では、アヴェンチュラ(父ジャングルポケット、母アドマイヤサンデー)の上に、全姉や全兄が存在するという表記になるのだろう。ある日を境に…の怪しい一族ではなくなったと考えたい
 レース全体の流れは、伏兵シンメイフジの思い切った逃げで「57秒5-(12秒4)-61秒7」=2分11秒6。1頭だけ、実際のレースの流れとはあまり関係なく離して逃げた馬の記録にとどまる部分もあるだろうが、同馬の先導によって先行型が少なく流れが不透明だったレースは締まった。同馬をみながら、2番手追走の形になったホエールキャプチャを事実上の主導権を握った馬とすると、少々の誤差はあるだろうが、レース全体のバランスは推定「59秒3-(12秒4)-59秒9」前後か。これは2200mのGIとするとほぼ理想にも近い「バランスラップ」である。したがって、このペースを作りだす主役の1頭となったシンメイ(北村友一騎手)の功績は大きい。猛ペースで飛ばして2分12秒7。それでいながら7着にがんばっている。

 ホエールキャプチャ(池添謙一騎手)は、時計の上では少々速い程度のマイペースに近いが、ずっと前方にシンメイフジがいて、事実上のペース判断をまかされた。マークを一手に受けたのだからこの形はきつい。それで寸前まで先頭で粘ったから、この内容はさすがである。G1「2、2、3、3、4」着。体調ピークは秋華賞で、疲れを取るのに苦心した経緯もあるから、なおさら素晴らしい内容である。早熟ではなかった。念願のGI制覇は、来季のヴィクトリアマイルあたりか。
 アパパネもさすがだった。もう目標の1戦に向けてひと叩きするとガラッと変わるとか、そういうこれまでとは違って、多くの名牝がそうだったように、体つき全体のかもしだす雰囲気がそろそろ母親になりたくなった状態に近いのは否定できない。おなじ4歳牝馬でも、鋼(はがね)の詰まったスノーフェアリーとはタイプが異なるように映った。それで、前回とは一変の素晴らしいレース内容である。「ベストの距離より長いのではないか…陣営」と思える2200mだけに、なおさら今回の健闘は光った。

 イタリアンレッド、アニメイトバイオは、正攻法で攻めのレースをしての結果だから、負けて悔いなしか。正直すぎた気もするが、GIだからこれが挑戦者の姿勢だろう。
 注目のレーヴディソールも、長期休み明けのこのキャリアで、注文をつけることなく途中まで正攻法のレースを展開した。さすがに未経験の距離で、これまでのマイル戦以上のペース追走はきつかったろう。直線に向き、もう勝ち負けは不可能になった地点で無理はしなかったからこのあとも大丈夫、復活すると思える。
 ダンシングレインは体調不安もあったが、最初にスタートが大きなカギを握る日本の中距離スピードレースと、行く気なら自分のペースにもできたこれまでのレースとの、スタートの決定的な違いがあった。ひとたび先手を取ってしまえばリズムにも乗れるだろうが、日本の控えて進む追い込み馬よりダッシュが鈍かった。
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