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黒須紀一郎「婆娑羅太平記」四巻

 この巻では元弘の変から後醍醐帝・文寛の流罪、正茂・大塔宮の挙兵、そして後醍醐帝の島抜け、高氏の謀反…という激動の時代が描かれています。どの場面も面白いのですが、見せ場はやはり後醍醐帝の島抜けと高氏の挙兵でしょうか。こうしたロマンある場面場面の合間に、「悪党の合戦」の様子が面白おかしく描かれていて飽きさせません。文寛や石念のフィクションな行動も含めて、登場人物が魅力的なんですよね。湊川までどう展開するか楽しみです。(9/14投稿)



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